アジアタレントカップ

moto GP への路 ACT 9


さて、ではどのくらいコストは掛かるの?気になりますよね。でもその前に間違いない事は自国の日本でレースをやっても、またどのカテゴリーでもレースを行うのにそれなりの費用が掛る事はには違いな22251267_1902275179845807_1176633170_oい!と言うことは確かですよね。ましてやmoto3moto2、頂点のmotoGPなるプロフェッショナルライダーを目指して進んでいるんですから!

これはあくまでも私の個人的試算では有りますがATCで1名のライダーに掛かるコストが1,500万円前後(実際はもっと掛かっているかもしれませんが)。

基本的にマシンや装具に掛かるコストが皆無に近い!。17シーズンは渡航に掛かるエアチケット代もオーガナイザー負担でした。実際にライダーが負担するのは運営に掛かるコストのほんの一部のみ。それは現地での移動費と宿泊代のみで年間で約70万前後。それにプラス、ヘルパーと呼ばれるメカさんのギャランティーになる。全部を合計しても150万前後では?。これがATC117_ATC_01シーズンも掛かるコストです。

これ以外のコスト、1000万円以上を無名のライダーに各スポンサーさんから投資をして頂いている事を考えたことが有りますか?セレクションを通過されたライダーたちの成長に願いを込めて各ライダーに多額の供与を頂いているわけです。結果、限りなくローコストで国内では体験出来ないほどの充実の1シーズン、レースが出来る事が出来るのです。例えば、 国内で地方選を戦ったとしても300万前後?くらいはかかるのでは?セレクションに合格して参加する者は選ばれたセレクトされた人で有ること自覚して頂き、プロライダーの領域に入った事を十分認識して最高のパフォーマンスを発揮して、次なるステップに進んで行ってもらいたいものです。みなさまに素晴らしいシーズンが訪れますように!

 











moto GP への路 ACT 8

さて、この"moto GPへの路も佳境に。まずはおさらいを。その昔の全日本ロードレース選手権の技構成図_3術レベルは高く、全日本選手権でチャンピオンを獲得すれば世界への路が比較的近くにありました。しかしながら今日の全日本選手権レースのレベルは当時とは大きく異なり、今現在では全日本ロードレース選手権から世界へ向かう事は限りなく不可能に近いのが実情です。また国内のレギュレーションの関係から全日本ロードレース選手権で活躍をしてから世界への参戦では年齢的な問題も有ります(2018シーズンから国内の年齢制限が緩和されるうわさも有るようですが)moto3クラスは低年齢化がより進行しています。しかしながら日本から世界への全ての路が閉ざされたわけではありません!当時より、より確実な”moto GPへの路が新たに整いつつあるからです。その第1段階がアジアを中心に展開されているアジアタレントカップ(ATC)。ここで優秀な成績を収めればその上位にある第2段階。RedBull motoGP ROOKIES CUP(RRC)、もしくはmoto3の1歩手セレクション2017前に有るジュニアワールドチャンピオンシップ(旧記述はスペイン選手権)(以下、CEV)と階段があります(CEVについてはATCのチームが複数台を走らせている)。 さてここからが本題です!今まで記述してきた各ステップにはそれぞれのオーガナイザーに大きなスポンサーが付き各ライダーに多額の支援をしてくれている事も大きなポイントでしょう。通常、プライベーターで行うレース活動は基本的に個人の資金、個人でスポンサーを集めて参戦していたのが大半と思います。しかし、今まで紹介をしてきたカップレースは基本的には多くがお膳立てされてその費用の一部のみを参加者が支払うようになっています。そのスカラシップに選ばれたら自動的にそのスポンサーも付いてくるように思ってもらっても良いかも?どうもそのような事が多くの人に正しく理解されていないような気がしてならないので書いてみました。だって、どのカテゴリーでもレースを行うのに多額の費用が掛かっていまよね。















moto GP への路 ACT 7

前回はアジアタレントカップ(ATC)の上位にあるRedBull motoGP ROOKIES CUP(RRC)の事を書きましたが今回はその先のもう一歩のお話。昨今、motoGPへの登竜門として有るのはジュニアワールドチャンピオンシップ(旧記述はスペイン選手権)(以下、CEV)。その昔は欧州の各国ナショナル選手権(日本では全日本選手権シリーズにあたるレース)の上位位置にヨーロピアンチャンピオンシップが有ったのですが今ではmoto GPのすぐ下のレースはCEVになっています。ここでは多くのGPチームが自身のジュニアチームを走らせmoto 3ライダーの育成のためにバリバリと競っています。22251220_1902275109845814_1760632996_o
この"moto GPへの路”の最終項にはやはりこのジュニアワールドチャンピオンシップ(CEV)の話をしないわけにはいきません。
アジアタレントカップ(ATC)もRedBull motoGP ROOKIES CUP(RRC)も同一の車両を使ってほぼイコールコンディションでのレースでしたがこのCEVでは多くの車両は前年のmoto3車両が多くを占めます。そうです、日本国内ではまず見られる事が無いファクトリー22281391_1902275759845749_1418732256_oバイク、HONDA NSF250RW などでの熱い戦いになってます。よって、型落ちと言ってもその車両をプライベートでは走らせる事もそうですがマシンを用意する事から難しいのが実情です。さて、ではteam TALENT CUP はどんな構成?前記にもあるようにもう、moto3 のジュニアチームもあるくらいですからチームもそれなりになっています。マシンはもちろんHONDA NSF250RWで1台のマシンにメインのメカとサブメカが付きます。チーム全体でオーリンズのサス屋さんが1名。2台に1名のチーフメカニック並び、テレメトリー担当。この他にディレクター、マネージャー、ライダーアテンドです。この他にATCの校長でもあるプーチさんとアドバイザーの青山博一氏が加わります。1名のライダーを走らせるのに22251267_1902275179845807_1176633170_o何人いると思います?
こんな体制で次のステージ moto3 さながらで1シーズンから2シーズンを戦いmoto 3へのステップアップへの可能性を探ります。このステージまで来ればあと1歩でmoto 3 のグリッドになります。

2017年シーズンのteam TALENT CUPは5台のマシンを用意してこのCEVに参戦しています。今シーズンは真崎選手、小椋選手、國井選手の日本人3名の他に同じくATCの卒業生のアンディ選手とチャントラ選手が参戦中です。

(写真、情報協力:坂井 信人)









moto GP への路  番外編 2018 セレクション結果

セレクション2017シーズンも終盤。2018年シーズンに向けての動きが加速し始めていますね。
先週はスペインで2018年向けのRedBull motoGP ROOKIES CUP(RRC)のセレクションが開催されました。
2018年シーズンに新たに選ばれたのは以下の10名のヤングライダーでした。
Pasquale Alfano (Italy)
Barry Baltus (Belgium)
Max Cook (Great Britain)
Jason Philippe Dupasquier (Switzerland)
Nicolas Hernandez (Colombia)
Adrian Huertas Del Olmo (Spain)
Aidan Liebenberg (South Africa)
Matteo Patacca (Italy)
Carlos Tatay (Spain)
Billy Van Eerde (Australia)
参考ページは
http://rookiescup.redbull.com/article/ten-new-rookies-emerge-cold-rain-competition-almeria

セレクション2017また今週にはマレーシア、セパンのカートコースでアジアタレントカップ(ATC)のセレクションが行われました。今回からセレクションに使用される車両がアンダーボーンからCBR250Rに変更になっての開催でした。日本からは過去最高のの参加者がセレクションに参加しました。しかしながらセレクションを通過した日本人は3名でした。
今年の選ばれたライダーは
SELECTED RIDERS
12 MUHAMAD ANUAR IBRAHIM BIN PAWI    MAL
31 AFRIDZA SYACH MUNANDAR               INA
35 MARIO SURYO AJI         INA
36 MOHAMMAD ADENANTA PUTRA            INA
37 MUHAMMAD AGUNG FACHRUL            INA
38 MASTER NITIPONG SAENGSAWANG         THA
58 TROY JACOB ALBERTO           PHL
59 YOUSEF MOHAMMED AA ALDARWISH            QAT
65 SENNA DONALD AGIUS             AUS
66 BENJAMIN DANIEL BAKER        AUS
67 BILL VAN EERDE            AUS   
78 TOSHIKI SENDA            JPN   
87 NAOKI YAMADA              JPN  
94 SHO NISHIMURA          JPN  

参考ページは
http://www.asiatalentcup.com/news/2017/Selection+Event+2018+Idemitsu+Asia+Talent+Cup+riders+chosen

ヤングライダーの2018シーズンの活躍が楽しみですね!




moto GP への路 ACT 6

さて、シーズンも終盤戦。この"moto GPへの路”も終盤に。
日本から一番身近なアジアタレントカップ(ATC)の事をなるべく盛りだくさん情21682756報を載せながら書いてきました。今回はその上位的なポジションに有るRedBull motoGP ROOKIES CUP(RRC)について少し書きましょう。RRCはATCの基となるシステム形態です。

moto GP主催者で有るドルナスポーツが若手育成のためにRedBullをメインスポンサーに2007年から開催している1メイクレース(カップレース)です。当初はKTMの2ストロークエンジンの125ccのレーサー KTM RC125 、GP125仕様でした22243698_1559507964092971_1297583709_oが2013年よりマシンをKTM RBR250 moto3仕様に変更、4ストローク化になりました。全体のシステム的にはATC同様に全員が同一車両でレザースーツ、ヘルメット、チームウェアまでもが支給されて7ラウンド、13レース(’17シーズン)でチャンピオンシップを競います。もちろん、シーズンイン前にはテストも開催されます。こちらもATC同様に数台でチーム(グループ)を作り総勢20数台でのレース開催になります。このステージはmotoGPに一歩近いだけ有り、参加者は欧州を中心に世界各国から集まります。こちらもATC同様に10月にセレクションが行われ翌シーズンのシートが決まっていきます。そしてなんと言ってもそのRRCの卒業生の活躍もすごい!輩出されたライダーの多数はmoto3、moto2へとステップアップを果たしています。その初代チャンピオンは今でも活躍をしているJohann Zarco選手です。また、2016年にはポディウム日本人初のシリーズチャンピオンを佐々木選手が獲得。今シーズンにはmoto3へとステップアップを果たしましたね。今シーズンのRRCも終了、今シーズンも激闘の上、日本人ライダーの真崎選手がチャンピオンを獲得。
このようにATCの先にもしっかりとした"moto GPへの路”が確立されているのです。ここでバリバリと活躍が出来ればmotoGPへはあと少し!
そうそう、ATCと異なる点はRRCはパドック集合のパドック解散となるのが大きな違いかもしれない。(写真協力:渡部氏 他)

参考ページ
http://rookiescup.redbull.com/
https://www.facebook.com/redbullrookiescup/








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