今シーズンの台風であろうHONDA CBR250RR。車両もデリバリーが始まり各種情報がより速いスピードで飛び交っていますね。先週の筑波選手権で地方選デビュー、今週末はもてぎでは全日本選手権併催のJP250でデCBR250RR-TESTビューの予定。各ショップ、チームがしのぎを削っていることでしょう。同じように、各社から続々と種々のパーツもリリースされ始めているようです。そんな中、我らがRAPiD BIKEもCBR250RRのモジュールをテスト版にてデリバリー開始です!アドコンピュターのRAPiD BIKEからはテスト版ですが、まずはユーザー様の手元に届くように順次始まりました。
主な調整項目は燃料の増減、点火時期の変更、レブリミットの変更、などなど盛りだくさん。
燃料の増減についても回転数は40ステップ、スロットル開度は8ステップに設定。もちろん、そのステップ割合をTRIM変更することも可能です。このマップのステップは、燃料も点火時期も同じ割りになるためにセッティングを進めていくと有効性がより出てきます。またインラインの2気筒のためにそんなに必要性がないかとは思われますが各気筒ごとのマップ構成も可能に。この場合、噴射マッMAP-CONプが2枚に点火マップが1枚の合計で3枚構成にすることも可能です。レブアップについてはスタンダードが14000rpm(レースベース車は14500rpm)の所を15500rpmに調整可能(回転数の調整はユーザーサイドでは不可、発注時に指示をお願いします)。
この他にはMyTuinigBikeと言うオプションを接続することを強くお勧めします。これはワイドバンドラムダセンサーが付属してエンジンランニング中の排気管濃度を測定、目標の空燃比にちかずけるべく補正マップを自動育成する物です。モジュールならびにオプションがシームレスに作動するためにその威力は絶大です。ターゲットの空燃比を設定すればそのレンジの差異を埋めるべきトリムマップを生成、その次のサイクルからそのトリムを使って噴射していきます。よって、実際の走行状態合わせてのセッティングが手早く行うことが可能になっています。RAPiD BIKEはサブコンでは無く、アドコンピューターです。ご興味の有る方はお早めに。