このATC(アジア・タレント・カップ)はほとんどすべてがパッケージ化がされています。まずはマシンの話から。
レースで使用するマシンは前記したようにHONDA NSF250RのATC仕様車両です。スタンダードのNSF250Rをベースに多少の改造が施されています。と言っても、moto3マシンという事ではなく、少しだけ機能性アップがされている限りなくストックに近いNSF250Rです。DSC_1427
ライダーがキッズという事も有り身長、体重などがライダーごとに大きく異なる場合があるために基本セットが多少異なる事も有ります。たとえば、身長が低い場合にはフロントフォーク長の変更やシートカウルの形状違いなど。また、体重が軽い場合にはウェイトを装着したりと全員がイコールに近い状態を目指しています。もちろんエンジンマネージメント等も限りなく同一でワンメイクレースを実践しています。
このシリーズはライダーの実力を見極めるためであって限りなく全員にチャンスの可能性があるということです。
DSC_1419マシンはオーガナイズ側のチーフメカニックを中心に毎レースごとにメンテナンスをされています。走行毎に必要な細かな作業はライダーと共に行動をするヘルパー(ATC内でのファンクション)がチーフメカニックと手分けをしながら行います。レースウィーク中もルーティンで決められた作業を行う。転倒等の際はチーフメカニックの指示の基、チーム内で手分けをして修復することも。次のセッションまでには新車同様に仕上げます。そのための補修パーツもすべて用意されています。で、自分に合ったマシンセッティングは出来ない?!そんなことは無いですよ。必要なセッティング変更が有る場合にはまずはその内容をチーフメカニックにリクエスト。そのリクエスト内容が理に適っていれば受け入れられます。またその時にいくつかの選択肢をピックアップして考査することも。そのような点からも、ふだんからマシンの状態が理解できるような術は習得しておく必要は有りますね。なんと言っても、走行できる時間は全員同一ですから。