今でも多くのちびっ子ライダーの将来の夢はmoto GP ライダー?

では、現在のグランプリへの路はどうなっているんでしょうか?
普通に考えれば地方選手権から始まり、エリア戦(現在では統合方向)、そして全日本選手権を経て世界のトップに位置するmotoGPへ。しかしながら現在の日本国内のトップカテゴリーである全日本ロードレース選手権からのルートはかなり厳しい物にはなっているのが実情のようですよね。(90年代にはかなりの日本人がこのルートでGPデビューをしていました)
しかし、昨今では新たなるルートも出来上がりつつあります。これは若手育成的なルートで、motoGPを開催しているドルナスポーツ(以下、ドルナ)が中心となって未来のmoto GPライダーの育成のために世界的にいくつかの仕掛けを123-2作っています。それが、アジアタレントカップ(ATC)→ルーキーズカップ(RRC)→スペイン選手権(CEV)→motoGP と言うゴールデンルートです。
まずはその中でも最も日本から近い、また最初の1歩でも有るアジアタレントカップ(以下、ATC)をご紹介しましょう。
2013年から始まったアジア各国の優秀なライダーを集めてタレントライダーを育成するためのシリーズです。2016年までは石油メジャーのシェルがタイトルスポンサーにつき、マシンはHRCサポートでHONDA NSF250Rでのワンメークレースです。レース開催地はmoto GPやWSBのサポートレースとしてアジア各国の6地域で12レース(2016シーズン)が開催されています。
レースはmotoGPなどと同じように金曜日に2回のプラクティス、土曜日には予選と、レース1,日曜日にはレース2というの形が多く取られています。
育成コースと言ってもこのシーリーズではレースを通してステップアップするための階段。自身が母国で十分にトレーニングしてきた事を確実にパフォーマンスさせるために有ります。育成という表現は有りますが事細かに教えてくれるレーシングスクールとは全く異なり、つねに実戦!その実戦数をこなしてレベルアップを計っDSC_2135ていくものです。
そこで成果を見せられなければ次は無い!と言う現実も有ります。
事実、シーズンinのテストにいたライダーが開幕戦には居ない!、次のレースでは居ない!って事も有ります。
6回の開催にはサマーブレークのようにインターバルが長く有る時も有ります。このブレークの過ごし方が大きくその後、しいては翌シーズンの進退に大きく影響をします。

次回はもう少し詳しくATCをご紹介しましょう!