昨今のバイクはほぼ燃料噴射に、それも電子制御。その、インジェクションのアジャストメントがずいぶんとキーにDSCN5877なって来ていますね。今、話題のJP250クラスにおいてはHONDA CBR250R以外にはメーカー発売のインジェクションコントローラーが出ていない状況です。そんな中でサードパーティーからのコントローラーで弊社がお勧めしているRAPiD BIKE。昨年まで開催(現在も開催はされているがその座はJP250に)されていたST250クラスで筑波選手権ならびにもてぎ選手権でのチャンピオン獲得した車両もRAPiD BIKEでの制御コントロールをしていました。
そんなRAPiD BIKEですがJP250クラス向けにはHONDA CBR250R,YAMAHA R25,KAWASAKI Ninja250,KTM RC250など幅広くスタンバイをしています。実はなんなRAPiD BIKEは今シーズンからイタリアで行われているYAMAHA CUPレース(YAMAHA R3ワンメイク)においても正式に採用になったりとめまぐるしく進化しています。今回はそのYAMAHA R25ようのRAPiD BIKE のバージョンアップ版の内容をお伝えします。これは通常製品をベースにアップグレードをさせたものです。
RB-F-STD以前に当ブログでもお伝えしたようにRAPiD BIKE には各種設定で幅広い調整が可能になります。このバージョンアップキットは既存のR25ようのキットにワイヤーハーネスを追加工、モジュール(RAPiD BIKE RACINGもしくはEVO)はシステムのアップデートを行いより各ギヤ段ごとの制御マップ構成に変更可能。これによりR25で6種類の点火6-GERAマップと6種類のインジェクションマップ、合計12種類のマップでのコントロール可能に。ローギヤードの加速重視ポイントとトップギアでの延び重視などをインジェクションのみならず点火時期制御(RACINGモジュールのみ)も可能にしました。設定詳細は続きで。