なかなか筆無精(PC無精?)で・・・。書きたい事はいっぱいあるんですが・・・。
少しまじめな事を少しずつでもと思い書き始めてみましょう!

で、バイクでも重要なブレーキのお話から。
ブレーキってどうやってかける?
A)最初からガツンと握ってそのまま
B)最初はガツンと握って段々と緩くする
C)最初は緩く段々ときつくかける
う~ん、そうそう道を走っていて急にかわいい子が居ての急制動の時では?
この質問思い出した!25年前に良くパドックで話をしていたっけ!

ではまずブレーキを解析しましょう!
1)ブレーキとは”運動、移動する物体の減速あるいは停止をする物、制動装置とも言う”
2)通常バイクでは回転エネルギーを制動装置を用いて熱エネルギーに変える
では、回転エネルギーとは?
簡単に言えばホイールの回転だよね。スピードが倍になるとホイール回転数も倍にと。
ここで1つ落とし穴が、スピードが2倍になるとエネルギーは2倍では無く、エネルギー量は4倍に跳ね上がる。
で、もう一つ忘れてはいけない!重量も大事!重さが倍になると・・・。そうなんですよ!、ここでもエネルギー量が4倍になってしまうんです。だからこそ大排気量やハイパースポーツモデルのブレーキは軽量車と比較して格段に容量等が上がっているんですよ!そんな事当たり前!なんて言われそうですが上記のように倍々に上がって行くって事がポイントになります!!
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で、この写真!ご存じ昨年のYAMAHAファクトリー車のフロントブレーキで~す!
ブレンボのモノブロックキャリパーにカーボンローター。キャリパーの下にはローター温度を計測する赤外線温度センサーも装着がされていますね!カーボンxカーボンのブレーキは非常に温度管理が重要になります。この温度が効き味や絶対制動力、ライフに影響をしますから。



Ken.T.Shimane