moto GP への路 ACT 6

さて、シーズンも終盤戦。この"moto GPへの路”も終盤に。
日本から一番身近なアジアタレントカップ(ATC)の事をなるべく盛りだくさん情21682756報を載せながら書いてきました。今回はその上位的なポジションに有るRedBull motoGP ROOKIES CUP(RRC)について少し書きましょう。RRCはATCの基となるシステム形態です。

moto GP主催者で有るドルナスポーツが若手育成のためにRedBullをメインスポンサーに2007年から開催している1メイクレース(カップレース)です。当初はKTMの2ストロークエンジンの125ccのレーサー KTM RC125 、GP125仕様でした22243698_1559507964092971_1297583709_oが2013年よりマシンをKTM RBR250 moto3仕様に変更、4ストローク化になりました。全体のシステム的にはATC同様に全員が同一車両でレザースーツ、ヘルメット、チームウェアまでもが支給されて7ラウンド、13レース(’17シーズン)でチャンピオンシップを競います。もちろん、シーズンイン前にはテストも開催されます。こちらもATC同様に数台でチーム(グループ)を作り総勢20数台でのレース開催になります。このステージはmotoGPに一歩近いだけ有り、参加者は欧州を中心に世界各国から集まります。こちらもATC同様に10月にセレクションが行われ翌シーズンのシートが決まっていきます。そしてなんと言ってもそのRRCの卒業生の活躍もすごい!輩出されたライダーの多数はmoto3、moto2へとステップアップを果たしています。その初代チャンピオンは今でも活躍をしているJohann Zarco選手です。また、2016年にはポディウム日本人初のシリーズチャンピオンを佐々木選手が獲得。今シーズンにはmoto3へとステップアップを果たしましたね。今シーズンのRRCも終了、今シーズンも激闘の上、日本人ライダーの真崎選手がチャンピオンを獲得。
このようにATCの先にもしっかりとした"moto GPへの路”が確立されているのです。ここでバリバリと活躍が出来ればmotoGPへはあと少し!
そうそう、ATCと異なる点はRRCはパドック集合のパドック解散となるのが大きな違いかもしれない。(写真協力:渡部氏 他)

参考ページ
http://rookiescup.redbull.com/
https://www.facebook.com/redbullrookiescup/








moto GP への路 ACT 5

さてさて、番外編が続いてしまい本文が随分と開いてしまいましたね。そこでまずはおさらいです。この"moto GPへの路"は数ある
moto GPへのルートの中でもたぶん最短でかつリーズナブルに
motoGPのグリッドに並べる可能性が有る事をお伝えしたいから書いております。信憑性の低いうわさなどに惑わされたりして欲しくないからです。もちろんこのブログの記載事項はその当時の物で有り変更されている可能性も有ります。また、この他にもmotoGPへのルートは数多く有るでしょうが、現有する中のベストルートと思われるものをご紹介しているだけです。また、全てのキッズライダー並びにヤングライダーにこの路の入り口でも有るATC(アジアタレントカップ)のセレクション受験を強要を促す物でも有りません。
これに関しては全くの逆です。本当にmotoGPを目指すライダーだけが大きな覚悟を持ってmoto GPへの路に進んで頂ければ幸いです!
で、ATCのことは随分と書きましたのでその後の展開は?をご紹介の構成図_3前に。現在のロードレース界の構図を再確認してみましょう。これは日本国内のみならず世界を見てのお話です。
で、日本国内では早いキッズはポケバイ、74Daijiroなどで走り始めて、ミニバイクにステップアップ。その上にロードコースのレースが入って来ます。この"motoGPへの路"はロードコースから
motoGPの一つ手前に有るCEV(スペイン選手権)に一直線に向かうエレベーター路のことを書いています。もちろん誰でもエレベーターに乗れるわけではありません!!!入り口のATCには毎年、24名程度が選出され毎戦切磋琢磨しています。このうち、上位のカテゴリーに上がれるのは2~3名。でも、毎年必ず上位のカテゴリーにステップアップ出来るルートがあります。一部はmotoGPの欧州ラウンドでサポートレースとして行われているRed Bull Rookies Cupに。もしくはCEVのmoto 3クラスに。このmoto3クラスにteam ASIA と team TALENT がエントリーをしていてこのどちらかのチームに。現に今シーズンmoto3で活躍している佐々木選手、鳥羽選手は共にATCの卒業生です。昨シーズンのATC卒業生の小椋選手は先日の
CEVで見事優勝CEVポディウムAIを飾っています。
さて、今後の展開をお楽しみに。

参考ページ
https://www.facebook.com/AsiaTalentCup/
https://www.facebook.com/redbullrookiescup/
https://www.facebook.com/AsiaTalentTeam/







moto GPへの路 番外独り言編

2018シーズンのアジアタレントカップ(ATC)のオーディション情報がアップされましたね。(http://www.asiatalentcup.com/news)
書類審査をパスして実技セレクションメンバー、12カ国127名のリストも公表されましたね。その中でも日本人参加者は過去最高の27名?!この127名から2018シーズンの22個のシートを巡る争奪戦が10月末にセパンサーキットで行われます。その中からmoto GPへの階段を登る事の出来るライダーは誕生するのか?
DSC_0380[1]さてさて、”moto GPへの路”などと書いていますがこれは本当にmoto GPを目指すライダーが最短の路(今現在の)を書いているだけです。別に全てのキッズライダーやジュニアライダーがアジアタレントカップのオーディションを受けなければならないとは言っては居ません!なぜならATCでも一人あたり1000万円/年間を超えるコストをかけてライダーの育成を計っているからです。ですから、本当にmotoGPライダーを志望しているライダーだけが受けれてATC,ルーキッズカップ、CEVと進みmotoGPライダーを目指せば良いわけですから。
このような制度を使って一人でも多く日本人をmotoGPのパドックに導ければと思って書いております。しっかりとした夢を持って本当にmotoGPライダーを目指して欲しいですね!





HONBA CBR250RR + データーロガー Part 2

ロードレースのみならず今年の目玉バイクで有るHONDA CBR250RR。このCBR250RR(HRC RACEベース車のみ) にお手軽に接続のGPSロガーをリリース中です。前回のブログから多くのお問い合わせを頂いていDSC_0377ますのでもう少し詳しくご紹介を。新型のCBR250RRは車両情報をCAN(CAN=Controller Area Network)と言うシステムにデジタルデータを載せて流しています。そのシステムを使う事によって1個のコネクターからいくつかのECU情報を収集できるようになっています。もちろん、これらの取得できるデータは車種によって多種多様です。
今回はCBR25アナライザー全体0RRについてご紹介します。まずはGPSロガーの本体です。これをメーター付近に取り付ければOKです。ケーブルが下グラフ_1方より1本のみ接続です。専用のケーブルを1本車両側ハーネスのコネクターに接続するだけで収拾できるデータは 1)エンジン回転数 2)スロッル開度(右手) 3)スロットルバルブ開度 4)スピードメーター表示 5)GPSスピード 6)冷却水温度 7)ギヤ段数 が取得できます。これに、本体がGPSロガーですからラップタイムにコース図ももちろん表示します。まずはアナライザー全体の画面です。これはツインリンクもてぎでのテストデーターです。7周くらいのデータの一部です。一部分にフコース図_1ォーカスをしていけば各種数値がより細かく見えてきますよね。一番上の赤色はエンジン回転数。2番目のピンク色は水温。青色がスピードメータ表示、黄緑色はGPS速度に。その下の青色はスロットルバルブ開度、ピンク色はスロットル開度(右手)。一番下の赤色はギヤ段数を示しています。また、グラフ上のカーソル位置の場所を示すコースマップの表示も可能。これによってどこでの問題かなどの確認には持って来いです!もちろん、異なるラップを重ねて表示する事で走行時の違いを見る事も可能です。これは基本的にGPSラップタイマーですがオプションのワイドバンドラムダセンサーを追加する事により、走行中のA/Fもロギング可能です。1ラインの接続でここまで出来るロガーです!もし、SOLO DL をお持ちの方は専用ハーネスの購入とプログラムの書換のみで対応可能です。

      

moto GP への路  番外編 その2 セレクション

2017シーズンも中盤から後半戦に。鈴鹿サーキットでは日本最大の"8耐”が開催!気を抜いているとあっという間に207シーズンも終了ですよね! 
不定期に書いてきたmoto GPへの路ですがいろいろな事が有り、ペンが進まなくてすみません!多くの読者さまからは”続きは?”とお問い合わせを頂いております!本当にスミマセン!
しかしながら今まで書き進めましたようにこの日本のお寒い状況下においても確実にmoto GPへのスペシャルな路がある事は未だに変わってはおりません(もちろん毎シーズン多少なりの変化は有りますが)。金のなる木や金が吹き出る井戸をお持ちでしたら気にする事は無いのでしょうが、通常では限られたバジェットの中で目標に向かって行くしかない訳でありまして・・・。その中では最良DSC_0380[1]に近い路が間違いなく有るのでご紹介してきた次第です!(もちろん、その路の歩み方にも問題があるのですが・・・)
で、そんな路が有っても、もちろん誰でも行けるわけはありません。そこは、その路はそれなりの関門をくぐって進む必要が有ります。その第一段階が各種有るカップレース(ここではmotoGPに繋がる物の一部だけをセレクト)の出場権を得る事が必須になります。
そのセレクションの締め切りが迫っています。
Asia TALENT CUP  8月13日まで
(対象年齢 1997年1月1日から2005年12月31日生まれ)
Red Bull Rookies cup 8月4日まで
(対象年齢 2001年1月1日から2005年3月31日生まれ)
近年この他もありますがまずはこの2つのカップのみを掲載します。
さて、ただ単に締め切りが近いから”急いでエントリーを!”という話では無いです。もちろん、エントリーをしないとセレクトはされないでしょうね。もしこのカップレースに興味があるのでしたら来る来シーズンに向けて十分な準備をして流れの予習をしてみてはいかがですか?いつまでに何をしないといけないかがもう少し見えてくるのでは無いでしょうか?誰がセレクションを受けて、誰が受かったかなども自身のおかれているスタンディングの一部を見られる重要な参考資料になると思いますよ。

Asia TALENT CUP      http://www.asiatalentcup.com/news/2017/Feel+the+sense+of+speed
Red Bull Rookies cup   http://rookiescup.redbull.com/join-us
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