ゴールデンルートのお話 Part 1


気がつけば2018シーズンも中盤。昨年中書いた”motoGPへの路”以降、通常業務のバタバタも有るのですがなぜかテンションが低下しペンが進まずに来ています。スミマセン!でも、お伝えした事はそれなりにため込んではおります。
そんな中、レース界では2019年を見据えて大きな動きが出ていますよね、特にmotoGPのシート争奪戦などは!先週末、motoGPが行われたアッセンのパドックからも”来シーズンは2バ17_ATC_01イク体制にするからシートが1個あるぞ!”なんて、とあるmoto2チームからも話も飛んできています。また、moto3クラスの参加年齢を規定の成績保持者は15才からでもエントリー可能とのレギュレーション変更も発表されましたね。
そうその憧れのmotoGPライダーになるためにはまずはmoto3ライダーに。そのmoto3ライダーになるための限りなく最短、かつリーズナブルのルートでも有る最初のステップ。それがアジアタレントカップ(ATC)やルーキーズカップ(RRC)。そんなカップレースの2019シーズンに向けてのセレクションについて発表が有りましたね。この2つのカップレースはmotoGPパドックにライダーとして行くためのゴールデンルートと思います。詳しくは次回から説明をします。そのためにもまずはそんなカップレースに注目してみて下さい。来シー21682756ズン向けの募集要項は各サイトで確認をして下さい。ATC並びにRRC共に10月にセレクションが行われます。そのセレクションで選ばれたライダーのみが2019シーズンのシリーズ戦を走る事を許されるのです。そして、その中からmotoGPパドックに勝ち進んでいくヤングライダーが必ずや生まれるでしょう!

アジアタレントカップ   https://www.asiatalentcup.com/how+to+apply
レッドブルルーキーズカップ http://rookiescup.redbull.com/join-us


感性を磨こう! ACT-2

オッと、P-2のアップを忘れていました。ゴメンナサイ!前回の続きになります。
ところで昨今での状況はどうでしょうか?自身の感性を磨く事とは?前記に有るように研ぎ澄ました時
(追い込まれた時)にそれなりに磨かれるのでは?現在の社会でも多くの追い込まれるような事は多々有るかともいます。しかしながら昨今のゆとり時代に通常に生活をしながら自分自身を追い込んでまで人間本来の持っている感性を磨く事が出来るでしょうか?この感性とはこの日本だけの話では無く生きていく上での絶対的感性力。現在は日本でも流行っているスポーツ。フットボール(日本ではサッカー)、日本でJ-リーグが立ち上がった頃の日本の選手は特に欧州の選手の前では小学生のようなプレーだったように見えたと記憶しています。(サッカーファンのかた、間違っていたならゴメンナサイ!)しかし、今では何人もの日本選手が世界各国のチームで活躍をしています。この十数年でもっと上を目指したフェデレーション、チームまた多くの指導者が選手の心を動かし世界でプレーを出来る心を創ったのでは・・・。
image1
人間、生きていくためいろんな物事を行うためには時間もコストも多少なりと掛かります。しかし、このような感性は自身の持っているマインドのみならず一緒に生活をする家族、またチームメイトなどから常にうける気などを吸収しつつ育てていく物では無いでしょうか?自身は本当にそうなりたいと思わない物はそうそう実現できないと思います。
事実、何のコネもない私が、レースシーンに入り全日本のメカニックをさせて頂き、さらなる頂を見定めて自らの強い意志でWGPを見たく、そのWGPのシーンでメカニックを出来た事が何よりもの真実です。

問題は、もっともっと強い意志を持ち自身の進む道を自らが進む事では無いでしょうか?

これからの人生に幸多かれと。

(写真は本文と関係ありません。写真提供は山中琉聖選手)

感性を磨こう! ACT-1

何十年とレースに関わってきて、現場で感じていたことでしたが今までうまく伝えられない事が有りました。だからといって、今日がうまく表現できるわけでは無いという事も加筆しておこう。
さて、感性を磨こう!どう思いますかこの題目。今日の日本においてどうでしょう、個人の感性を磨くという事。
私は20代後半には日本のレース界を飛び出しWGPに向かいました。日本国内では順当に進んで来たであろう私自身のレーシング人生が大きく変わりました。それはもちろんより幅広い世界に投げ込まれたからですが(自身で入っていたのですが)。それまで日本国内でやって来た事が通用せず大きな壁に当たった事がたくさん有ったことは今でも大きく自身の心に刻まれています。もちろん言葉の違いやナショナリティーによる思想の相違などなど。image2
しかし、レースで速く走らせるという共通の目標は変わらないのも事実。また、日本のレースシーンで培った事が虚像とかでは無く、また自身が信じてやった来た事が間違ってなかった事を改めて感じて、その技術を確実な物にすべく事を異国の地で1人模索をしたものでした。
当時は今現在とは大きく異なり、携帯電話もなく通信法も非常に限られた中でした。主な通信手段はFAX。しかし当時の欧州はテレックスからFAXへの移行期。レースウィークのプレスルームにはFAXマシンが有るものの普通の街ではかなり大きな企業に行かないとFAXが無かったころです。また、A4の1枚のレポートを送るのに1000円くらい掛かったような憶えでした。よって、国際電話なんかはとてもとても出来るような物ではありませんでした。だからこそ本当の自分とより向き合い、本当の自分自身の能力を測り知りその能力、テクニックをグランプリシーンで発揮できたのではと今でも思います。

(写真は本文と関係ありません。写真提供は山中琉聖選手)

moto GP への路 ACT 9


さて、ではどのくらいコストは掛かるの?気になりますよね。でもその前に間違いない事は自国の日本でレースをやっても、またどのカテゴリーでもレースを行うのにそれなりの費用が掛る事はには違いな22251267_1902275179845807_1176633170_oい!と言うことは確かですよね。ましてやmoto3moto2、頂点のmotoGPなるプロフェッショナルライダーを目指して進んでいるんですから!

これはあくまでも私の個人的試算では有りますがATCで1名のライダーに掛かるコストが1,500万円前後(実際はもっと掛かっているかもしれませんが)。

基本的にマシンや装具に掛かるコストが皆無に近い!。17シーズンは渡航に掛かるエアチケット代もオーガナイザー負担でした。実際にライダーが負担するのは運営に掛かるコストのほんの一部のみ。それは現地での移動費と宿泊代のみで年間で約70万前後。それにプラス、ヘルパーと呼ばれるメカさんのギャランティーになる。全部を合計しても150万前後では?。これがATC117_ATC_01シーズンも掛かるコストです。

これ以外のコスト、1000万円以上を無名のライダーに各スポンサーさんから投資をして頂いている事を考えたことが有りますか?セレクションを通過されたライダーたちの成長に願いを込めて各ライダーに多額の供与を頂いているわけです。結果、限りなくローコストで国内では体験出来ないほどの充実の1シーズン、レースが出来る事が出来るのです。例えば、 国内で地方選を戦ったとしても300万前後?くらいはかかるのでは?セレクションに合格して参加する者は選ばれたセレクトされた人で有ること自覚して頂き、プロライダーの領域に入った事を十分認識して最高のパフォーマンスを発揮して、次なるステップに進んで行ってもらいたいものです。みなさまに素晴らしいシーズンが訪れますように!

 











moto GP への路 ACT 8

さて、この"moto GPへの路も佳境に。まずはおさらいを。その昔の全日本ロードレース選手権の技構成図_3術レベルは高く、全日本選手権でチャンピオンを獲得すれば世界への路が比較的近くにありました。しかしながら今日の全日本選手権レースのレベルは当時とは大きく異なり、今現在では全日本ロードレース選手権から世界へ向かう事は限りなく不可能に近いのが実情です。また国内のレギュレーションの関係から全日本ロードレース選手権で活躍をしてから世界への参戦では年齢的な問題も有ります(2018シーズンから国内の年齢制限が緩和されるうわさも有るようですが)moto3クラスは低年齢化がより進行しています。しかしながら日本から世界への全ての路が閉ざされたわけではありません!当時より、より確実な”moto GPへの路が新たに整いつつあるからです。その第1段階がアジアを中心に展開されているアジアタレントカップ(ATC)。ここで優秀な成績を収めればその上位にある第2段階。RedBull motoGP ROOKIES CUP(RRC)、もしくはmoto3の1歩手セレクション2017前に有るジュニアワールドチャンピオンシップ(旧記述はスペイン選手権)(以下、CEV)と階段があります(CEVについてはATCのチームが複数台を走らせている)。 さてここからが本題です!今まで記述してきた各ステップにはそれぞれのオーガナイザーに大きなスポンサーが付き各ライダーに多額の支援をしてくれている事も大きなポイントでしょう。通常、プライベーターで行うレース活動は基本的に個人の資金、個人でスポンサーを集めて参戦していたのが大半と思います。しかし、今まで紹介をしてきたカップレースは基本的には多くがお膳立てされてその費用の一部のみを参加者が支払うようになっています。そのスカラシップに選ばれたら自動的にそのスポンサーも付いてくるように思ってもらっても良いかも?どうもそのような事が多くの人に正しく理解されていないような気がしてならないので書いてみました。だって、どのカテゴリーでもレースを行うのに多額の費用が掛かっていまよね。















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